※たったの5日で合格を目指すには?→ 簿記3級 最短合格バイブル
えみりん「今回は、収益でも費用でも、すでに発生しているのにまだ受取・あるいは支払をしていない場合に必要な処理の講義よ。」 すだっち「面倒だから、支払も受取もその場その場で済ませて欲しいものですね。」 えみりん「実際はそうもいかないものでしょ? 例えば当期に借入して翌期に支払いを済ませる場合、当期の分は当期の分として計上する必要があるの。」 すだっち「実際の支払いは翌期だとしても、計算上は当期の分は当期中に処理するわけですね。」
※9/1に返済期間一年の借入をした場合
えみりん「それじゃあ今回も問題を見ながらいきましょう!」
決算日をむかえた。2009年7/1に借り入れた600,000は借入期間1年・年利4%である。利息の支払は返済時とする。なお、当期は2009年1/1~12/31までの1年間である。
えみりん「この問題は支払う利息の当期分を計上するんだよ。仕訳フォーマットは下図を見てね。費用と書いてある箇所はその都度適切な勘定名を入れるんだよ。」
えみりん「まだ支払っていない費用は未払費用(負債)の増加として処理するんだよ。あとで支払う義務があるから負債として考えるんだよ。」
えみりん「費用を見越し計上したら、翌期首に再振替仕訳をするよ。未払費用勘定から費用勘定に振り戻すんだよ。簡単に言えば、ひっくり返すだけだね(笑)」
えみりん「じゃあ次の問題を見てね。今度は収益の見越しだよ。」
決算日をむかえた。2009年4/1に貸し付けた200,000は借入期間1年・年利6%である。利息の受取は回収時とする。なお、当期は2009年1/1~12/31までの1年間である。
えみりん「この問題は受け取る利息の当期分を計上するんだよ。仕訳フォーマットは下図を見てね。収益と書いてある箇所はその都度適切な勘定名を入れてね。」
えみりん「まだ貰っていない費用は未収収益(資産)の増加として処理するんだよ。あとで受け取る権利があるから資産として考えるんだよ。」
えみりん「収益を見越し計上した場合も翌期首に再振替仕訳をするよ。」
えみりん「前回の講義の繰り延べや、今回の見越しのような問題では、タイムテーブルを書いて時間の経過を俯瞰すると分かりやすいかも。」 すだっち「でも僕、計算結構苦手なんですよね。分数が出てきただけでびびったりして。」 えみりん「簿記3級においては簡単な計算式しか出てこないから落ち着いてやれば大丈夫! 考えて理解するのが面倒なら何回も同じ問題を解いて、解き方を覚えてしまうこと! 簿記の学習は、考えて悩むよりも手を動かして練習するのが大事なのです。」
<次回更新に続く> 簿記講座バックナンバー
最終更新日: 2010年7月19日(月) 00:40 JST; 5,799 閲覧件数