52.有価証券の評価って何ですか?
株式や公社債などの価値を明らかにします
すだっち「株価なんかは、そのときそのときで上昇したり下落したりするから決算時においての価値を確認しておかなくちゃですよね。」
えみりん「売買目的有価証券の取得原価と現在の価格が同じなわけがないからね。現時点での値段を時価というんだよ。」
すだっち「モノの本によると、バブル時は平均株価が数万円いってたって話ですけど。」
えみりん「株価も人の心が反映されているから、時代時代で状況が違うわね。決算において、売買目的有価証券の取得原価が上昇あるいは下落している場合は取得原価を時価まで増額か減額をして評価しなければならないの。」
すだっち「売買目的有価証券の評価替えですね。」
えみりん「そう! そして時価で評価することを時価法って言うんだよ。取得原価と時価の差額が値下がりした場合は有価証券評価損(費用)勘定として借方へ、値上がりした場合は有価証券評価益(収益)として貸方に書くんだよ。」
すだっち「これで財政状態がより明確になるわけですね。」
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取得原価>時価の場合
(借)有価証券評価損 ○○○ (貸)売買目的有価証券 ○○○ 取得原価<時価の場合 (借)売買目的有価証券 ○○○ (貸)有価証券評価益 ○○○ |
えみりん「それじゃあ、取得原価が時価より大きい場合の問題を見てね!」
すだっち「う! いきなり株で損したときの問題ですか・・・。」
【例題 1】
決算につき、取得原価¥1,000,000の売買目的有価証券の時価を調べたところ¥900,000だった。
| 【解答】 | ||||
| (借) | 有価証券評価損 100,000 | (貸) | 売買目的有価証券 100,000 | |
えみりん「取得原価が¥1,000,000で、現在の価格が¥900,000だから¥100,000の損が出てるってことだね。次は取得原価が時価より小さい場合の問題を見てね。」
すだっち「利益が出るの、好きです。」
【例題 2】
決算につき、取得原価¥2,000,000の売買目的有価証券の時価を調べたところ¥2,200,000だった
| 【解答】 | ||||
| (借) | 売買目的有価証券 200,000 | (貸) | 有価証券評価益 200,000 | |
えみりん「取得原価と時価の差額が¥200,000で利益が出たって事だよ。」
すだっち「株で利益を出すのも大変ですね。儲けてるデイトレーダーの人を尊敬します。」
えみりん「有価証券で利益を出すのも大事だけど、企業の本業はビジネス。地道にコツコツ商売をやるのも大事なことよ!」
