有価証券
■問題■
次の有価証券に関する取引について仕訳をしてください。
【1】横浜商事は売買目的で埼玉物産の株式50株を1株¥10,000で取得し、代金は手数料¥12,000とともに小切手を振り出して支払った。
【2】横浜商事は【1】で取得した株式20株を1株¥11,000で売却して代金は小切手で受け取った。
【3】横浜商事は、利払日になった静岡物産の社債の利息を現金で受け取った。額面は¥20,000、年利率1%、利払いは年1回である。
【4】横浜商事は、売買目的で所有する東京商事の社債(10,000口を¥960,000で購入)のうち、額面総額¥400,000分を額面¥100につき¥95で売却し、代金はあとでもらうことにした。
■解答1■
| (借) | 売買目的有価証券 512,000 | (貸) | 当座預金 512,000 |
■解答2■
| (借) | 現 金 220,000 | (貸) | 売買目的有価証券 204,800 | |
| 有価証券売却益 15,200 |
■解答3■
| (借) | 現 金 200 | (貸) | 有価証券利息 200 |
■解答4■
| (借) | 未収金 380,000 | (貸) | 売買目的有価証券 384,000 | |
| 有価証券売却損 4,000 |
なかじの解説
※有価証券とは現金に換えられる証券であり公債・社債・株式などのことです。
※株式を購入する際は手数料も取得原価に含めます。
株式の取得原価=1株の価格×株数+手数料
※公社債は、通常は額面¥100を1口とします。
公社債の取得原価=1口の価格×(額面総額÷¥100)+手数料
額面総額÷¥100で口数を割り出します。
※【3】では、利息を¥20,000×1%(0.01)で割り出しています。
※【4】では、まず所有する社債の単価を割り出し、売却する社債の口数を割り出します。
所有する社債の単価=¥960,000÷10,000口=@¥96
売却する社債の口数=¥400,000÷¥100=4,000口
よって
所有する社債は @¥96×4,000口=¥384,000
売却する社債は @¥95×4,000口=¥380,000
¥4,000損をしていることになります。
※有価証券の売買で発生する未収・未払は、未収金・未払金勘定で表します。
