33.記入漏れと訂正仕訳って何ですか?

仕訳でミスや漏れを訂正する方法です

えみりん「今回は仕訳の漏れや訂正についての講義よ。」
すだっち「よろしくお願いします。」
えみりん「まずは記入漏れについてよ。単純に仕訳をするのを忘れていた場合は、漏れていた仕訳を記入すればいいんだよ。」

【例題 1】
所有していた株式の配当金領収書¥100,000が記入漏れとなっていた時の仕訳をしてください。

【解答】
(借) 現 金 100,000         (貸) 受取配当金 100,000

えみりん「漏れていたということは記入していなかったのだから、フツーに仕訳を記入してね。」
すだっち「ただ単に仕訳をすればいいのですね。」
えみりん「次は訂正仕訳の問題だよ。」

【例題 2】
千葉商事に対する買掛金¥200,000を現金で支払った時に、間違えて借方を仕入としていた時の訂正仕訳をしてください。

【解答】
(借) 買掛金 200,000         (貸) 仕 入 200,000

すだっち「これはどうやって答えを導き出すのですか?」
えみりん「まずは誤った仕訳を見てね。現金の減少があって、借方を仕入としてしまったのだから以下のようになるでしょ?」

A【誤った仕訳】
(借) 仕 入 200,000         (貸) 現 金 200,000

えみりん「次はこのケースの本来の正しい仕訳だよ。」

B【正しい仕訳】
(借) 買掛金 200,000         (貸) 現 金 200,000

えみりん「訂正仕訳をするには、まずはAの【誤った仕訳】を逆仕訳してね。借方と貸方をひっくり返すんだよ。」

C【誤った仕訳の逆仕訳】
(借) 現 金 200,000         (貸) 仕 入 200,000

すだっち「それでどうなるって言うんですか?」
えみりん「Bの【正しい仕訳】とCの【誤った仕訳の逆仕訳】をひとつにまとめるのよ。下の図を見てね。」

えみりん「Bの【正しい仕訳】とCの【誤った仕訳の逆仕訳】とで現金勘定が重複しているから相殺(そうさい)するんだよ。貸借逆で重複した場合は相殺するの。」
すだっち「これで正しい仕訳になるんですね。」
えみりん「次の訂正仕訳に関する例題も見てね。」

【例題 3】
千葉商事に対する買掛金¥200,000を現金で支払った時に、間違えて貸借を逆にしていた時の訂正仕訳をしてください。

【解答】
(借) 買掛金 400,000         (貸) 現 金 400,000

すだっち「答えの出し方を教えてください。」
えみりん「これも 【例題 2】と基本的にはやり方は同じだよ。下の図を見てね。」

えみりん「借方同士、貸方同士で重複しているからプラスするのよ。」
すだっち「なんか難しいですね・・・。」
えみりん「やり方を覚えれば簡単だよ。そもそも、すだっちの場合は記入ミスが多いから気をつけたほうがいいんじゃないの!?。」

訂正仕訳 貸借逆の場合は相殺、借方同士・貸方同士が同じ場合はプラスする。


簿記3級.com
http://www.boki3q.com/article.php/20090117235942112