26.未収金・未払金って何ですか?

商売以外の取引のお金です

えみりん「今回は未収金と未払金についての講義よ。」
すだっち「お願いします。」
えみりん「企業やお店は商売以外で固定資産などの売買をする時があるの。土地とか備品とか。その時にあとでお金を受け取る債権を未収金、あとでお金を払う債務を未払金というのよ。」
すだっち「売掛金と買掛金に似てますね。」
えみりん「性質としては似てるけどね。例えば、魚屋さんが魚の仕入の売買をしたときは売掛金や買掛金で処理するよ。だけどその魚屋さんが自分の店の備品や車などを売買したら、未収金や未払金で記帳するのよ。」
すだっち「その取引が商売なのか、商売じゃないのかがポイントですね。」

未収金 資産勘定
未払金 負債勘定

えみりん「じゃあ、会社が土地を売った時の仕訳を見てね。」

【例題 1】
横浜商事は埼玉物産に帳簿価額¥1,000,000の土地を¥1,100,000で売却して、代金は月末に受け取ることにした。

【解答】
(借) 未収金 1,100,000         (貸) 土 地 1,000,000
              土地売却益 100,000

【例題 2】
横浜商事は埼玉物産から、【例題 1】の未収金を小切手で月末に受け取った。

【解答】
(借) 現 金 1,100,000         (貸) 未収金 1,100,000

えみりん「帳簿価額¥1,000,000の土地を¥1,100,000で売ったのだから、差額が出るわね。それは土地売却益として処理してね。逆に損が出たら、土地売却損よ。」
すだっち「実際は、本業の商売以外でも利益や損失が発生するんですね。」
えみりん「そう。だからちゃんと区別する必要があるんだよ。今度は買った側の仕訳を見てね。」

【例題 3】
埼玉物産は横浜商事から土地を¥1,100,000で購入し、代金は月末に払うことにした。

【解答】
(借) 土 地 1,100,000         (貸) 未払金 1,100,000

【例題 4】
埼玉物産は横浜商事に【例題 3】の未払金¥1,100,000を小切手で月末に支払った。

【解答】
(借) 未払金 1,100,000         (貸) 当座預金 1,100,000

えみりん「代金を払ったら、債務が消えるので未払金勘定は借方へ移動するのよ。」
すだっち「うちの事務所も要らない備品があるから、オークションか何かで売りましょうよ!」


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