21.手形の割引きって何ですか?
満期日前にお金に換えることです
えみりん「今回は手形の割引きについての講義よ。」
すだっち「お願いします。」
えみりん「受け取った約束手形や為替手形を、満期日が来る前に金融機関で現金に換えることを手形の割引きっていうのよ。すぐに現金が必要になったときにやる方法だよ。でも割引日から満期日までの日数分の割引料が差し引かれるのよ。」
すだっち「まあ、経営はキャッシュフローが大事だから、手形の割引きをせざるを得ないときもあるかもしれませんね。」
えみりん「まずは割引料が明示されてるケースの仕訳を見てね。」
【例題 1】
横浜商事は、埼玉物産から受け取った約束手形¥100,000を取引銀行で割引き、割引料¥10,000を差し引かれた残額を当座預金に預け入れた。
| 【解答】 | ||||
| (借) | 当座預金 90,000 | (貸) | 受取手形 100,000 | |
| 手形売却損 10,000 | ||||
えみりん「差し引かれた割引料は、手形売却損(費用)で処理するのよ。次は割引料を日割計算で算出する仕訳を見てね。」
【例題 2】
神奈川物産は、手持ちの埼玉物産振出の為替手形¥100,000を取引銀行で割引き、割引料を差し引かれた残額を直ちに当座預金に預け入れた。割引率は年7.3%、割引き日数は30日である。
| 【解答】 | ||||
| (借) | 当座預金 99,400 | (貸) | 受取手形 100,000 | |
| 手形売却損 600 | ||||
えみりん「割引料は次の計算によって割り出すのよ。」
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割引料= | 手形金額×割引率(年利率)×割引日数÷365日 |
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えみりん「【例題 2】の割引料は、100,000×0.073×30÷365=600となるのよ。」
すだっち「いったん手形割引きをすると、もう満額は絶対もらえないんですよね?」
えみりん「そりゃそうでしょ。」
すだっち「慎重な判断が必要となりそうですね。」
