6.現金って何ですか?
現金の仕訳を見ていきます
えみりん「今回は現金についての講義よ。」
すだっち「よろしくお願いします。」
えみりん「現金とは、つまりお金のことよ。取引でお金をもらったら現金(資産)勘定で記帳するの。」
すだっち「はい。」
えみりん「現金は資産だから、もらったら借方、払ったら貸方で記入してね。」
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現金(資産)勘定 |
えみりん「それと、普段使っている貨幣以外でも簿記では現金(資産)勘定として処理するものがあるの。それが通貨代用証券なの。」
すだっち「はい。」
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通貨代用証券 |
他人振出小切手
郵便為替証書 送金小切手 公社債の利札 配当金領収書など |
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えみりん「これら通貨代用証券は本物のお金ではないけど、銀行や郵便局ですぐにお金に換えてもらえるから現金(資産)として仕訳するのよ。」
すだっち「はい。」
えみりん「じゃあ、次の仕訳問題を見てみてね。」
【例題】
横浜商事は、商品¥100,000を売り上げ、代金は現金でもらった。
【解答】
(借)現 金 100,000 (貸)売 上 100,000
えみりん「現金(資産)が増えたから現金を借方に記入して、現金が増えた原因は売り上げだから、相手勘定に売上(収益)を貸方に記入してるのよ。」
すだっち「はい。」
えみりん「じゃあ、次の仕訳問題を見てみてね。」
【例題】
横浜商事は、商品¥100,000を売り上げ、代金は小切手で受け取った。
【解答】
(借)現 金 100,000 (貸)売 上 100,000
えみりん「結果はお金で受け取った時と一緒なの。小切手などで受け取っても現金で処理するのよ。」
すだっち「はい。」
えみりん「次は配当金領収証よ。株の配当金の支払いとして配当金領収証を受け取った時の仕訳よ。」
すだっち「はい。」
【例題】
埼玉物産は、以前から所有する横浜商事の株式につき、¥100,000の配当金領収証が送られてきたので処理した。
【解答】
(借)現 金 100,000 (貸)受取配当金 100,000
えみりん「配当金領収証をもらったら受取配当金(収益)勘定で処理するのよ。」
すだっち「はい。」
えみりん「最後は公社債の利札。公社債(国債や社債など)には利払日が決まっていて、公社債についている利札の支払期限が来るとお金に換えてもらえるの。次の仕訳問題を見てみてね。」
すだっち「はい。」
【例題】
埼玉物産は、以前から所有する国債の利札¥50,000の期限が到来したので処理した。
【解答】
(借)現 金 50,000 (貸)有価証券利息 50,000
えみりん「利札の期限が来たら、有価証券利息(収益)勘定で処理するのよ。」
すだっち「はい。なんか、現金の取引だけでもいろいろケースがあるんですねえ。ひとつひとつ覚えられるかな?」
えみりん「あんまり難しく考えちゃだめよ。もちろん覚えなくちゃいけないけど、無理に暗記する必要はないの。仕訳問題を何回も解いて自然に覚えられるようにするのよ。やってるうちに適切な仕訳ができるようになるわ。とにかく簿記の基本は仕訳。仕訳で簿記の基礎を覚えてね。」
すだっち「わかりました。僕もそのうち株を持って配当金を受け取りたいですねえ(笑)。」
えみりん「その時は受取配当金(収益)勘定で処理してね。」
