AX 簿記3級.com - 11.分記法って何ですか?

簿記3級.com - 11.分記法って何ですか?

日商簿記検定三級の取得ガイド!
2010年7月31日(土) 07:18 JST

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11.分記法って何ですか?



商品売買の取引を見ていきます

えみりん「今回から商品売買についての講義よ。」
すだっち「はい。」
えみりん「商品売買は会社やお店の基本的な取引と言えるわね。物を仕入れて、それに儲けを上乗せして売って利益を出すってことよ。」
すだっち「ああ、たくさん売って儲けたいですねえ(笑)。」
えみりん「まず、商品を仕入れるにはお金がかかるの。これが仕入原価ね。そして実際に売る値段が売価。売価から仕入原価を差し引いたものが利益よ。大雑把な計算だけど、大体こんな感じよ。」
すだっち「僕ラーメン好きなんですけど、ラーメンの原価の基本ラインは30%くらいらしいですよ。えみりんさんの話からすると、例えばラーメン1杯が700円として、材料の原価が30%とすると、
700-(700×0.3)=490円
ここからまた、光熱費や店の家賃など色々経費を引いていくわけですね。ラーメン1杯の利益は意外と少ないものかもしれませんねえ。」
えみりん「チェーン店などのように大量に仕入れて仕入単価を落とさないと利益率が上がらないからね。商売ではそういう計算が大事って事ね。で、商品売買の仕訳なんだけど、その取引の記帳には2種類あるの。分記法三分法よ。今回は分記法について見ていくわよ。仕入の時の仕訳を見てみてね。」

【例題1】
横浜商事は、商品100個を@¥100で仕入れて代金は現金で払った。

【解答】
(借) 商 品 10,000         (貸) 現 金 10,000


えみりん「@は単価の意味よ。分記法では仕入れた際に商品(資産)勘定で記帳するの。じゃあ次は売り上げた時の仕訳を見てね。」
すだっち「はい。いよいよ利益が出るのですね(ワクワク)。」

【例題2】
横浜商事は、@¥100で仕入れた商品を1個¥200の売価で10個売り上げて、代金は現金で受け取った。

【解答】
(借) 現 金 2,000         (貸) 商 品 1,000
商品販売益 1,000


すだっち「いやっほう! ¥1,000の利益がでましたね!」
えみりん「架空の話だけどね(失笑)。儲けは商品販売益(収益)勘定として貸方に書くのよ。1個を見ると、¥100で仕入れた商品を¥200で売って、¥100の儲けが出たってことね。」
すだっち「この調子でジャンジャン売って儲けましょう!」
えみりん「じゃあ、今度はすだっちが商品を仕入れてきてね。儲けは全部あげるから、そのかわり売れなかった時のリスクも全部すだっちが背負ってね。」
すだっち「・・・経済社会の仕組みは厳しいですねえ。」